粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

炎症性粉瘤(アテローム)肩(くりぬき法)

術中

 患者さんは、40台です。
約3年前より、左肩に粉瘤(アテローム)が有ったそうです。
3週間前より痛くなってきたために、近医である〇〇クリニックを受診されました。
そこの医師から
「炎症が引いてからでないと、手術は出来ません。とりあえず、抗生物質で炎症を引かせましょう。」
と言われ、1週間分の抗生物質が処方されたそうです。
1週間、抗生物質を内服しても全く痛みが引かない為に、再度受診されました。
すると、違う抗生物質を再度1週間処方されたそうです。
しかし、腫れが引くどころかかえって腫れてきて痛みも強くなってきたために、炎症が強くても手術をしてもらえる医療機関を探され、ご遠方より当院を受診されました。
炎症が強い粉瘤に対し、抗生物質を内服しましても、ほとんど効果は御座いません。
また、炎症が強くても全く問題なく手術をする事が出来ます。
くりぬき法で手術致しました。
術後、毎日、シャワー 入浴 OK です。
術後創部は、湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。

 

術前

術前

術中

術中

術直後

術直後

術後1日

術後1日

術後4日

術後4日

術後11日

術後11日

術後17日

術後17日

 

関連記事

  1. 術中

    炎症性粉瘤をくりぬき法で手術|抗生物質では治りません

  2. 術中

    粉瘤(アテローム)額(くりぬき法)

  3. 粉瘤(アテローム)摘出 術中(粉瘤被膜を摘出)

    粉瘤(アテローム)頭(くりぬき法)

  4. 術前2

    「炎症時は手術不可」と言われた頚部粉瘤|4年半後の傷跡写真も…

  5. 術中(粉瘤被膜を摘出)

    大腿の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  6. 術直後

    背部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)