患者さんは、40代です。
頚部にある多数のイボ切除目的にて、当院を受診されました。
イボは、局所麻酔下にて切除致します。
レーザーで除去する医療機関も御座いますが、私は、切除したほうが術後創部が綺麗治ると考えております。
レーザーで除去いたしますと、創部は熱傷後と同じ状態になります。
よって、ケロイド様になる場合も御座います。
(もちろん、綺麗に治る事も御座います。)
しかし、切除であれば、術後出血いたしますので、術後の見た感じは痛々しいですが、創部の皮下組織は傷んでおりませんので(熱傷していない為)、術後創部を湿潤療法で治すことによって、ほとんど傷跡が残らず治ります。
(全く傷跡が残らないという事では御座いません。)
術後創部は、湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
術後、毎日、シャワー 入浴 OK です。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。











![Epidermoid Cyst (Cheek, Female 50s) – Preoperative Photo Showing the Cyst Before Surgery [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Preoperative photo showing an epidermoid cyst on the right cheek (female, 50s). A small subcutaneous lump is visible before punch excision and Natsui-style moist wound healing.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-cheek-50s-female-before-surgery-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)








