粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

背中の粉瘤をくりぬき法で手術|匂いの悩みも解消

術中(粉瘤内容物を排出)

大阪市淀川区・新大阪にある【こおりたひろ整形形成外科クリニック】院長の郡田です。

今回は、10年以上前から背中に粉瘤(アテローム)があった60代の患者さんに対して、くりぬき法で手術を行い、匂いの悩みも解消された症例をご紹介します。


患者さんについて|匂いが気になってきた粉瘤
患者さんは60代の方で、10年以上前から背中に粉瘤があることを自覚されていました。
長年あまり気にしていなかったそうですが、最近になって匂いが気になるようになり、手術を決意されたとのことです。


当院受診までの経緯|ネット検索で当院を選択
インターネットで「粉瘤 手術」「背中 粉瘤 取りたい」などのキーワードで調べられ、当院の症例紹介をご覧になって受診されました。


手術内容|くりぬき法で粉瘤を摘出
当院では、粉瘤に対して「くりぬき法(パンチエクセジョン)」による手術を行っています。
この患者さんも、局所麻酔下で被膜(袋)ごと粉瘤を完全に摘出することができました。
くりぬき法は、切開範囲が小さく、術後の傷跡が目立ちにくいのが特長です。


術後管理|なつい式湿潤療法で消毒・抗生物質不要
術後の創部は、なつい式湿潤療法で管理しております。
この方法では、消毒は一切行わず、抗生物質の内服も必要ありません
感染も起こらず、手術翌日からシャワーや入浴も可能でした。


まとめ|匂いが気になる粉瘤も、くりぬき法で安全に治療

  • 長年放置した粉瘤も、匂いが気になる前に手術を

  • くりぬき法で傷を小さく、袋ごと安全に摘出

  • なつい式湿潤療法で、消毒も抗生物質も不要

  • 背中の粉瘤でお悩みの方は、ぜひご相談ください

 

術前

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

術直後

摘出された粉瘤

摘出された粉瘤

術後1日

術後1日

術後8日

術後8日

術後10日

術後10日

術後18日

術後18日

術後24日

術後24日

 

関連記事

  1. 粉瘤(アテローム)摘出 術中

    炎症性粉瘤(アテローム)頚部(くりぬき法)

  2. 術中(粉瘤被膜を摘出)

    背部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  3. 術中(粉瘤被膜を摘出)

    粉瘤(アテローム)頭部(くりぬき法)

  4. 術前

    炎症の強い背部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  5. 頚部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  6. 術中(被膜を摘出)2

    粉瘤(アテローム)(くりぬき法)(2年7か月後)