大阪市淀川区・新大阪にある【こおりたひろ整形形成外科クリニック】院長の郡田です。
今回は、10年以上前から背中に粉瘤(アテローム)があった60代の患者さんに対して、くりぬき法で手術を行い、匂いの悩みも解消された症例をご紹介します。
◆患者さんについて|匂いが気になってきた粉瘤
患者さんは60代の方で、10年以上前から背中に粉瘤があることを自覚されていました。
長年あまり気にしていなかったそうですが、最近になって匂いが気になるようになり、手術を決意されたとのことです。
◆当院受診までの経緯|ネット検索で当院を選択
インターネットで「粉瘤 手術」「背中 粉瘤 取りたい」などのキーワードで調べられ、当院の症例紹介をご覧になって受診されました。
◆手術内容|くりぬき法で粉瘤を摘出
当院では、粉瘤に対して「くりぬき法(パンチエクセジョン)」による手術を行っています。
この患者さんも、局所麻酔下で被膜(袋)ごと粉瘤を完全に摘出することができました。
くりぬき法は、切開範囲が小さく、術後の傷跡が目立ちにくいのが特長です。
◆術後管理|なつい式湿潤療法で消毒・抗生物質不要
術後の創部は、なつい式湿潤療法で管理しております。
この方法では、消毒は一切行わず、抗生物質の内服も必要ありません。
感染も起こらず、手術翌日からシャワーや入浴も可能でした。
◆まとめ|匂いが気になる粉瘤も、くりぬき法で安全に治療
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長年放置した粉瘤も、匂いが気になる前に手術を
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くりぬき法で傷を小さく、袋ごと安全に摘出
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なつい式湿潤療法で、消毒も抗生物質も不要
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背中の粉瘤でお悩みの方は、ぜひご相談ください

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

摘出された粉瘤

術後1日

術後8日

術後10日

術後18日

術後24日









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