大阪市淀川区・新大阪にある
こおりたひろ整形形成外科クリニック院長の郡田です。
『もう治らないのでは…』と諦めていませんか?
他院で手術後に再発した厄介な粉瘤も、当院では『くりぬき法+なつい式湿潤療法』で確実に、
そして傷跡が分からないほどきれいに根治を目指せます。
今回はその症例をご紹介します。
▶ くりぬき法の症例一覧はこちら(全症例をまとめてご覧いただけます)
🎥【動画で解説】粉瘤(アテローム)の手術の流れ・痛みについて
今回と同じ「背中の粉瘤」を、くりぬき法で摘出した症例を
約3分の動画でわかりやすく解説しています。
手術の雰囲気、痛みの少なさ、実際の流れを知りたい方は、ぜひご覧ください。
この動画では
● くりぬき法の実際の流れ
● 痛みがどれくらい少ないか
● 術後の管理がどれほど簡単か
を分かりやすく解説しています。
🔗【動画の元になった症例ブログはこちら】
背中に15年間あった粉瘤を、ほぼ無痛でくりぬき法にて摘出した症例です。
術前~術後の詳しい経過写真をご覧いただけます。
▶ 背部粉瘤(15年放置)|くりぬき法でほぼ無痛摘出した症例
💠 他院で手術後に再発した粉瘤(後頚部・30代男性)
患者さんは30代の男性です。
後頚部(うなじ)に臭いのするしこり(粉瘤)ができたため、
近くの〇〇クリニックで手術を受けられました。
しかし、手術から数か月後に再び同じ場所が腫れてきたとのこと。
不安になり、ネットで粉瘤の再発治療を調べられ、当院を受診されました。
💠 「再発した粉瘤でも、くりぬき法で治せますか?」
診察の結果、前医での手術で粉瘤の袋(嚢腫壁)が完全に摘出されていなかった可能性が高く、
再発粉瘤と判断しました。
患者さんからは、
「再発した粉瘤でも、くりぬき法で手術できますか?」
というご質問をいただきました。
もちろん、再発した粉瘤でも全く問題なくくりぬき法で手術可能です。
当院では、これまでにも多数の再発症例をくりぬき法で根治させています。
💠 手術:くりぬき法による再発粉瘤の完全摘出と湿潤療法での管理
患者さんのご希望により、くりぬき法で再発粉瘤を袋ごと完全に摘出しました。
術後は、当院が採用しているなつい式湿潤療法で創部を管理しています。
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消毒は一切行いません。
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感染がなかったため抗生物質も処方していません。
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翌日からシャワー・入浴OK。日常生活への影響は最小限です。
この方法により、痛みが少なく・きれいに治ることが特徴です。

頚部にできた粉瘤(30代男性)の術前写真。皮下にしこりを認め、くりぬき法+なつい式湿潤療法で摘出予定。

くりぬき法による粉瘤摘出術中の写真。パンチで皮膚に小さな孔を開け、ここから内容物と被膜を摘出します。

くりぬき法による粉瘤摘出術中の写真。パンチで開けた小孔から、粉瘤内部の内容物を圧出しているところです。

くりぬき法による粉瘤摘出術中の写真。被膜(嚢腫壁)を丁寧に取り除く工程。被膜を完全に摘出することで再発を防ぎます。

頚部粉瘤の術直後写真。出血はほぼ無く、特に問題は認められません。

頚部粉瘤の摘出標本。くりぬき法により内容物と被膜を一塊として除去しています。被膜を完全に摘出することで再発を防ぎます。

頚部粉瘤の術後1日目写真。出血・腫脹は認められず、患者さんは痛みも全くないとのことでした。

頚部粉瘤の術後4日目写真。感染傾向は認められず、患者さんは痛みも全くないとのことでした。

頚部粉瘤の術後9日目写真。創は浅くなり、感染傾向や痛みも認められません。

頚部粉瘤の術後14日目写真。創はほとんど治っており、感染や痛みなどの異常は認められません。

頚部粉瘤の術後21日目写真。創は治癒しており、感染や痛みはなく、抗生物質や消毒も使用していません。
💠 手術から1年半後:傷跡が分からないほどきれいに
再発粉瘤の治療は「被膜の完全摘出」が鍵
手術から約1年半後、別の部位にできた粉瘤の手術希望で再来院された際、
頚部の手術痕を確認しました。

頚部粉瘤の術後1年半写真。傷跡はほとんど分からず、痛みや違和感などの症状もありません。
写真撮影にも快くご協力いただきました。ありがとうございます。
傷跡はまったく目立たず、患者さんからも
「先生、どこを手術したか分かりませんね!」
と嬉しいお言葉をいただきました。
💠 再発粉瘤でお悩みの方へ
粉瘤は、袋の一部でも残ると再発する可能性が高いできものです。
他院で手術を受けても再発してしまい、
「もう治らないのでは…」とお悩みの方も少なくありません。
当院では、くりぬき法+なつい式湿潤療法により、
再発粉瘤も痛みなく・きれいに・確実に治すことが可能です。
あの独特な臭い・腫れ・再発でお困りの方は、ぜひご相談ください。
💬 よくある質問(FAQ)
Q1. 再発した粉瘤でもくりぬき法で手術できますか?
A1. はい、可能です。再発の原因となる袋を完全に取り除くことで、
再発リスクを大幅に減らせます。
Q2. 手術後は痛いですか?
A2. 局所麻酔を使用しますので、手術中の痛みはほとんどありません。
術後も軽度の痛みで済む方が多いです。
Q3. 消毒や抗生物質は必要ですか?
A3. いいえ。当院ではなつい式湿潤療法を行うため、消毒も抗生物質も不要です。
Q4. 再発しないようにするには?
A4. 粉瘤の袋を完全に摘出することが重要です。
当院では小さな孔からでも袋全体を取り除く技術があります。
▶ くりぬき法の症例一覧はこちら(全症例をまとめてご覧いただけます)
当院の治療理念:なつい式湿潤療法
「なつい式湿潤療法」は、日本の形成外科医であり、
湿潤療法の第一人者として高く評価されている
夏井睦先生 によって確立された治療法です。
この治療法は、消毒やガーゼを使用せず、創部を湿潤環境に保つことで、
痛みを最小限に抑え、治癒を促進します。
当院では、夏井先生の効果的な治療理念に基づいた創傷管理を実践しています。
▶ 夏井睦先生公式サイト「新しい創傷治療」
🖊️ 執筆者情報
執筆者:郡田 大宇 医師
(こおりたひろ整形形成外科クリニック 院長)
専門分野:整形外科・形成外科・熱傷・粉瘤・ほくろ・イボ・巻き爪手術
経験・実績:粉瘤手術を中心に累計6,000件(年間約500件)以上の手術実績。
粉瘤、ケガ、やけどなど、くりぬき法・なつい式湿潤療法
による症例をブログに1,000例以上掲載しています。
すべての症例は院長自身が診察・手術・経過観察を行っています。








