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炎症性粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)

術中(粉瘤内容物を排出)

 患者さんは、30代 です。
3年前より、背部に粉瘤(アテローム)が有ったそうです。
最近痛くなってきたために、○○皮膚科を受診されました。
「炎症が強い時は何もできないから、抗生物質で様子を診ましょう。」
と言われ、抗生物質が処方されました。
その後、抗生物質を内服しても全くよくならない為に、
炎症が強い粉瘤に対して手術をしている医療機関を調べられ、当院を受診されました。
炎症が強くても、全く問題無く手術は出来ます。
また、炎症が強い粉瘤に対して、抗生物質はほとんど効果は御座いません。
くりぬき法で手術致しました。
術後、創部は湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
毎日、シャワー 入浴 OK です。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。

粉瘤(アテローム)摘出 術前

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

粉瘤(アテローム)摘出 術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

粉瘤(アテローム)摘出 術後1日

術後1日

粉瘤(アテローム)摘出 術後4日

術後4日

粉瘤(アテローム)摘出 術後11日

術後11日

(実通院日数 4日)

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