粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

本日もお一人

 本日もお一人、ヤケドで他県の基幹病院に入院中の85歳の患者さんが、脱走されて来られました。主治医から「ヤケドに対して植皮が必要です。」と言われたからです。糖尿病がおありなので、まず血糖コントロールをしてから、植皮をしましょうと言われたそうです。しかし、どうしても入院が嫌なおばあちゃんは、退院させて欲しいと直訴され、娘さんが「湿潤療法」をしているクリニックを探され来院されました。

 ちなみに、植皮術を受けるとこうなります。(夏井先生のHPからお写真拝借。)

 脱走して来られて正解です。だって、2度の大腿部の熱傷なんですもん。糖尿病がおありなので、血糖コントロールさえきちんとして頂ければ、湿潤療法で約2週間でほとんど治ると思います。その旨説明いたしますと「よかったー、ここ来て!」とおばあちゃんに言って頂き嬉しかったです。後日、写真を供覧致します。しかし、本当に大病院の先生方は「植皮好き」の先生方が多いです。

 遠いところから御苦労さまでした。

関連記事

  1. 顎部の挫創です。(湿潤療法)

  2. ヤケドの水泡の上から消毒???

  3. 初診時2

    糖尿病性壊疽の患者さんのその後(湿潤療法)

  4. 初診時(水疱膜切除後)

    熱傷 大腿(湿潤療法)

  5. 初診時2

    ティファール熱傷(湿潤療法)

  6. 初診時

    かぶれ 手(なつい式湿潤療法)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。