粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

皮膚湿疹

 これからの季節、空気が乾燥し、花粉が飛び、黄砂が飛び、PM2.5が飛び・・・・と、お肌には最悪の季節がやって参ります。
私は皮膚科医では御座いませんが、ヤケド、傷の治療、湿潤療法をしておりますし、美容外科もしておりますので、お肌の相談に来院される患者さんも結構おられます。
手がカサカサ、かかとがカサカサ、目の周りがカサカサ・・・ 😳
ほとんどの患者さんが共通していることは
①よく洗う
②クリーム剤(ハンドクリーム等)を塗っている。
です。
洗いすぎますと、お肌にとって必要な皮脂が根こそぎおとされます。結果的にお肌はカサカサになります。
クリーム剤の中身は「油+界面活性剤」です。よって、洗剤を塗っているようなものなのです。ですから、塗った時は「油」の作用でしっとりしますが、洗いますと洗剤で洗った後と同じような状態になってしまいます。
よって、①+②の行為とは、「洗ってカサカサになったお肌に洗剤を塗る」という行為と同じなのです。
常識的に考えましても、お肌には悪いですよね。 😥
残念ながら、ハンドクリーム等の「クリーム剤」に界面活性剤が入っているという事実が、あまり知られていません。
では、どうすれば良いのか?という事ですが、次回書かせて頂きます。

 先日ある患者さんのご家族の方から
「ブログの写真全部見ましたが、ヤケドや傷の加療後の写真があまりにも奇麗なものばかりなので、ヤケドやケガする前の写真を載せてるのかと思いましたよ!」と言われました。
もちろんそんな事はしておりません!そのくらい奇麗に治っているという事なのでしょう。ちょっと変わったお褒めのお言葉を頂きました。
これからも、良い意味で勘違いされるくらい奇麗に治すよう精進して参ります。

関連記事

  1. 初診時

    額の割創です。(テープ固定)

  2. 初診時・大腿

    1歳男児 大腿、膝の熱傷です。(湿潤療法)

  3. 初診時

    挫創 額(なつい式湿潤療法)

  4. 初診時(正面)

    1歳 下腿の熱傷です。(湿潤療法)

  5. 初診時

    熱傷 顔(なつい式湿潤療法)(1年後)

  6. 初診時

    熱傷 6歳 手(湿潤療法)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。