粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

湿潤療法の説明

 「私が今まで習ってきたことと全く逆じゃあないですか!びっくりしました!」

先日「湿潤療法」目的で来院された患者さんに、「湿潤療法の原理」を説明した際に言われた言葉です。

その通りなんです。

全く逆なんです。

 今までの傷、ヤケドの治療法

①消毒する

②乾かす

③ガーゼあてる

 

 湿潤療法の傷、ヤケドの治療法

①消毒しません

②乾かしません(湿潤な環境にします)

③ガーゼあてません(創傷被覆材をあてます)

 

全く逆です。

ですから、患者さんが戸惑われるお気持ちはよく分かります。

そして、非常に残念な事ですが、「湿潤療法」をご存じない医師が未だに大多数である事も事実です。

 

初診の患者さんには、初診時に「湿潤療法」の説明を必ずさせて頂いております。

その際に、ご質問、不安な事、何でもご質問下さい。

 

こんなに簡便でシンプルで痛みが少なく、早く、奇麗に治る治療法が、ごくごく一部の医療機関しかしていないという事が、不思議でなりません。

関連記事

  1. 初診時

    2歳 右上肢の熱傷です。(湿潤療法)

  2. 初診時

    かぶれ 足関節(なつい式湿潤療法)

  3. 初診時(胸部)

    胸部熱傷治療2年後の写真です。

  4. 子供の熱傷患者さんが増えております。(湿潤療法)

  5. 初診(右前腕)

    肘、前腕、膝の挫創です。(湿潤療法)

  6. 初診時

    熱傷 1歳 前腕(湿潤療法)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。