粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

額の粉瘤(アテローム)です。

11月12日(術中)

 患者さんは、50代 男性です。
数年前より、額に粉瘤が有り、1年前に他院で切開されました。
しかし、内容物を出したのみの処置で、すぐに大きくなってきたそうです。
被膜まで取らないと、再発する事が多くなります。
当院はパンチ(円形のメス)で切開する事が多いのですが、
① 比較的小さい
② 額のシワに沿って切ると、傷が目立たなくなる
事から、横切開で手術致しました。
もちろんですが、術前、術後共に一度も消毒はしておりません。
感染しておりませんので、抗生剤は処方しておりません。
術後、感染予防目的にて抗生剤を処方している医院は多いです。
(私も5年前まではしておりました。)
しかし、感染予防にはなりませんので、当院では術後当然のように抗生剤を処方することはしておりません。
(正常な皮膚を守ってくれている皮膚常在菌が死滅し、逆に感染しやすくなるからです。)
抗生剤を処方する場合は、感染した時のみです。

粉瘤(アテローム)摘出 11月12日(術前)

11月12日(術前)

粉瘤(アテローム)摘出 11月12日(術中)

11月12日(術中)

粉瘤(アテローム)摘出 11月12日(術直後)

11月12日(術直後)

11月14日

11月14日

11月18日

11月18日

11月25日

11月25日

 

関連記事

  1. 術前

    粉瘤(アテローム)顔(くりぬき法)

  2. 術前2

    頚部の粉瘤(アテローム)です。

  3. 摘出された粉瘤(アテローム)

    炎症性粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)

  4. 術中

    粉瘤(アテローム)腰(くりぬき法)

  5. 術中(粉瘤内容物を排出)

    炎症が強い頚部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  6. 術中

    粉瘤(アテローム)足底(くりぬき法)