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前腕の挫創です。(湿潤療法)

初診時(キズドライが散布されている)

 患者さんは、30代 女性 です。
自転車で転倒され受傷されました。
家に有った「キズドライ」を創部に散布。
その後、激痛となり、色々と調べられ「湿潤療法」目的にて来院されました。
夏井睦先生(湿潤療法を開発された先生)のH.P.にも記載が御座います通り、「キズドライ」は使用してはいけない商品です。
「湿潤療法」とは真逆を行く治療法ですので、それはそれは痛みを伴います。また、傷も深くなり、感染もしやすくなります。
 ご受診後、すぐに「キズドライ」を洗い流し、創傷被覆材を貼りました。貼ったとたんに、痛みは軽減致しました。
 感染しておりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
もちろん、毎日シャワー、お風呂OKです。

初診時(キズドライが散布されている)

初診時(キズドライが散布されている) 

初診時(キズドライを洗い流した後)

初診時(キズドライを洗い流した後)

湿潤療法 加療後3日

加療後3日  

湿潤療法 加療後10日

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