粉瘤(アテローム)や傷やけど治療はこおりたひろ形成整形外科クリニックへ|粉瘤|アテローム|なつい式湿潤療法|大阪|

後頚部の感染性粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

術前

 患者さんは、40代 男性です。
後頚部の感染性粉瘤(アテローム)に対し、手術希望で来院されました。
湿潤療法を創られた夏井睦先生のH.P.にも掲載されております通り、炎症が引くまで待たずに、感染性粉瘤に対し手術は出来ます
よく、「炎症が強い間は手術が出来ない。」と他院で手術を断られ、当院へご受診される患者さんがおられます。
しかし、炎症が引くまで待つ必要は御座いません。
炎症が強い間でも、手術は可能です
逆に、炎症が強い時の方が、被膜が遊離していて除去しやすいです。
 この患者さんは、術後2週間で来院されなくなりましたが、別件で術後9か月目に来院されましたので、術後創部の写真を撮らせて頂きました。
(術後は、2から3週間で創部は治りますので、その後の通院の必要は無く、なかなか術後数か月の状態を拝見する機会は御座いません。非常に参考、勉強になりました。有難う御座いました。)
 患者さんからは「傷跡も綺麗に治りました。全く気になりません。痒みも無いです。有難う御座いました。」と言って頂きました。
少し、創部はケロイド状で隆起している様ですが、満足して頂けたようで良かったです。

術前

術前

粉瘤(アテローム)摘出 術後2日

術後2日

粉瘤(アテローム)摘出 術後6日

術後6日

粉瘤(アテローム)摘出 術後14日

術後14日

粉瘤(アテローム)摘出 術後9か月

術後9か月

 

関連記事

  1. 術中(粉瘤被膜を摘出)

    耳の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  2. 粉瘤(アテローム)摘出 術前

    炎症性粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)

  3. 術前

    炎症性粉瘤(アテローム)頚部(くりぬき法)

  4. 術中

    炎症している粉瘤(アテローム)額(くりぬき法)

  5. 術前

    背部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

  6. 術中(粉瘤被膜を摘出)

    粉瘤(アテローム)足底(くりぬき法)