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左下肢の熱傷です。(湿潤療法)

初診時

 患者さんは、60代 女性 です。
お鍋の熱湯がふきこぼれ、左下肢を熱傷されました。
翌日、お近くの皮膚科を受診されましたが、医師からは今後どうなっていくかの説明が全くなく、処置は看護師さんがカーゼを貼るだけで、医師は遠目から眺めているだけだったそうです。
その後、非常に不安になり、友人に相談。友人から当院を勧められ、「湿潤療法」目的にてご遠方より受診されました。
湿潤療法」の説明をし、同じような症例の経過写真を使い、約2週間ほどで治る事を説明。安心して帰られました。
感染の原因になりますので、水疱膜は可及的に切除致しました。
ズイコウパッドで加療致しました。
もちろん、一度も消毒は致しません
毎日、シャワー、入浴OKです。(これが一番の感染予防となります。)
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません
約2週間で治り(通院回数4回)、喜んで頂きました。
浅い熱傷の場合は、新しい皮膚は毛穴、汗管から湧いてきます。大腿近位部のポツポツしているのが、その証拠です。暫く致しますと、ポツポツは消えて、普通の皮膚になります。

初診時

初診時

初診時(水疱膜切除後)

初診時(水疱膜切除後)

湿潤療法 加療後3日

加療後3日

湿潤療法 加療後8日

加療後8日

湿潤療法 加療後15日

加療後15日

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