患者さんは、40代 男性です。
数年前より、背部に粉瘤(アテローム)があったそうです。
3週間ほど前より炎症が強くなってきたために、近医皮膚科を受診されました。
「今は炎症が強いので手術は出来ない。
抗生物質を内服してもらって、とりあえず炎症が引くのを待ちましょう。」
と言われたんだそうです。
しかし、抗生物質を内服しても良くなるどころか、日に日に痛みが強くなって来た為に、色々と調べられ他県より当院ご受診されました。(本当にご苦労様でした。)
・粉瘤には抗生物質はほとんど効果が無い事
・炎症が強くとも手術は可能な事
・術後は湿潤療法で治療するので、一切消毒はしないこと。
・毎日、シャワー、入浴 OK 。
・創部は2週間ほどで治る事。
以上の説明をさせて頂き、ご本人ご納得の上、手術の予定を組ませて頂きました。

術前

術後1日
本日は、学会出席のために休診とさせて頂いております。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程宜しくお願い致します。











![Epidermoid Cyst (Cheek, Female 50s) – Preoperative Photo Showing the Cyst Before Surgery [Osaka] - 粉瘤(アテローム) | こおりたひろ整形形成外科クリニック - 痛みの少ない粉瘤治療で多数の実績|大阪| Preoperative photo showing an epidermoid cyst on the right cheek (female, 50s). A small subcutaneous lump is visible before punch excision and Natsui-style moist wound healing.](https://hiro-cl.com/wp-content/uploads/2025/10/epidermoid-cyst-cheek-50s-female-before-surgery-punch-excision-natsui-method-caption-400x400.jpg)








