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炎症が強い背部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

術中

 患者さんは、40代 女性 です。
数年前より、背部に粉瘤(アテローム)があったそうです。
1週間前より腫れてきて痛くなってきたために、○○皮膚科を受診されました。
そこの医師から
「炎症が強いと何も処置が出来ないので、とりあえず抗生物質を内服しておいて下さい。」
と言われたんだそうです。
そこで、抗生物質を内服していたものの、痛みが改善するどころか、もっと痛くなってきたために
炎症が強くても手術をしてくれる医療機関を調べられ、当院を受診されました。
この様なパターンで当院を受診される粉瘤(アテローム)患者さんは、非常に多いです。
炎症性粉瘤に対し、抗生物質を内服しましても、ほとんど効果は御座いません。
当院では処方致しません。
そして、炎症が強くとも、全く問題無く手術する事が出来ます。
あまりにも痛みが強かったために、また、幸いにも(?)外来が空いておりましたので、当日手術致しました。
術後は、湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
術後、毎日 シャワー、入浴 OK です。
術後感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
実通院日数は、4日です。

粉瘤(アテローム)摘出 術前

術前

粉瘤(アテローム)摘出 術中

術中

粉瘤(アテローム)摘出 術直後

術直後

粉瘤(アテローム)摘出 術後1日

術後1日

術後5日

術後5日

粉瘤(アテローム)摘出 術後12日

術後12日

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