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炎症性粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)

術前

 患者さんは、40代です。
数年前より、背部に粉瘤(アテローム)があったそうです。
数週間前より腫れだし、3日前より強烈な痛みが出てきたために、近医皮膚科を受診。
炎症が強いと手術が出来ない為に、抗生物質が処方され、様子を診ましょうと言われたそうです。
抗生物質を内服しても、痛みは増すばかりで、炎症が強くても手術をしてくれる医療機関を探され、ご遠方より当院を受診されました。
(当院を粉瘤で受診される患者さんの一番多いパターンです。)
炎症の強い粉瘤に対し、抗生物質はほとんど効果が御座いません。
また、炎症が強くても、問題無く手術は可能です。
くりぬき法で手術致しました。
術後は、湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
毎日、入浴、シャワー OK です。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。

粉瘤(アテローム)摘出 術前

術前

粉瘤(アテローム)摘出 術直後

術直後

粉瘤(アテローム)摘出 術後6日

術後6日

粉瘤(アテローム)摘出 術後13日

術後13日

粉瘤(アテローム)摘出 術後20日

術後20日

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