【症例紹介】顔の印象が変わると手術を断られた頬の粉瘤を、くりぬき法+なつい式湿潤療法で治療した一例
こんにちは。
大阪市淀川区・新大阪にある【こおりたひろ整形形成外科クリニック】院長の郡田です。
今回は、「手術をすると顔の相が変わる」と説明を受け、粉瘤手術を断念された60代の患者さんが、当院でくりぬき法により安全に治療された症例をご紹介いたします。
🔹 初診時の状況|顔の粉瘤手術に対する不安
患者さんは60代の方です。
右頬に以前から粉瘤(アテローム)があり、手術を希望されて地元の基幹病院である○○病院形成外科を受診されたそうです。
そこで医師からは、
「手術をすると、大きな傷が残り、顔の相が変わってしまいます。それでも手術をされますか?」
という説明があり、手術を断念されたとのことでした。
🔹 傷跡の少ない方法を求めて当院へ
その後、ご自身で様々な情報を調べられた結果、傷跡が目立たない手術方法を求めて、当院を受診くださいました。
当院では、顔や頬などの目立つ部位でも、傷を最小限に抑える「くりぬき法」による粉瘤摘出を行っています。
🔹 当院での治療|くりぬき法+なつい式湿潤療法
当院では、くりぬき法(袋ごと摘出する最小侵襲手術)を選択し、
術後の創部はなつい式湿潤療法で管理いたしました。
術後のポイントは以下のとおりです:
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一度も消毒は行っておりません
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感染の兆候もなく、抗生物質も使用しておりません
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手術当日からシャワー・入浴も可能です
✅ まとめ|顔の粉瘤も、くりぬき法で安全に治療できます
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顔の粉瘤手術は、「傷跡が残るのでは」と不安に思われる方が多くいらっしゃいます
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しかし、くりぬき法+なつい式湿潤療法によって、傷跡を最小限に抑えることが可能です
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当院では、見た目の影響に配慮しながら、安心・安全な手術を保険診療で行っております
「顔の粉瘤が気になるけれど、手術は怖い」「傷が残るのが不安」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
丁寧な診察と、患者さんに寄り添った治療をご提供いたします。