患者さんは60代です。
数十年前より、肩後面に粉瘤(アテローム)が有ったそうです。
最近になり腫れて痛くなってきたために、近医である〇〇皮膚科を受診されました。
そこの医師から
「腫れが強いから今は何も出来ません。
抗生物質を飲んでとりあえず腫れを引かせましょう。」
と言われ、抗生物質を処方されました。
しかし、抗生物質を内服しましても、一向に腫れが収まるどころか、どんどん腫れて痛くなってきたために、炎症が強くても手術をして貰える医療機関を探され、ご遠方より当院を受診されました。
こういうパターンで当院を受診される炎症の強い粉瘤(アテローム)患者さんは、非常に多いです。
そして、ほとんどの患者さんは手術を希望され、皆さん数日以内に手術を受けて頂いて、良くなられます。
手術翌日は、「痛くなくなりました!」とニコニコ笑顔で受診される患者さんが非常に多いです。
医師として、嬉しい瞬間です。
炎症が強くとも、抗生物質はほとんど効果は御座いません。
手術をして摘出する以外、治療方法は御座いません。
無意味な抗生物質の内服は、体を壊すだけです。
くりぬき法で手術致しました。
術後、毎日シャワー、入浴 OK です。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
 













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