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炎症性粉瘤(アテローム)背部(くりぬき法)(5か月後)

術前

 患者さんは、70代です。
数年前より有った粉瘤(アテローム)が最近腫れてきた為に、炎症が強くても手術をして貰える医療機関をネットで探され、当院を受診されました。
炎症が強くても、全く問題なく手術をすることが出来ます。
他院で炎症が強いと、とりあえず切開排膿処置を行い、炎症が治まってから袋を出すと説明を受けられ、当院を受診される患者さんが多いです。
しかし、炎症が強くても、1回の手術で袋まで取る事が可能です。
また、炎症が強い粉瘤(アテローム)に対し、抗生物質は無効です。
粉瘤(アテローム)の被膜、内部には、血管が走っていないからです。
血流のない所には、お薬の効果は届きません。
くりぬき法で手術致しました。
術後創部は、なつい式湿潤療法で治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
術後、感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。
術後、毎日、シャワー 入浴 OK です。

 

術前

術前

術直後

術直後

術後1日

術後1日

術後4日

術後4日

術後7日

術後7日

術後19日

術後19日

術後1か月

術後1か月

術後5か月

術後5か月

 

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