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粉瘤(右こめかみ)をくりぬき法で摘出|痛みと腫れを伴う炎症性粉瘤を手術した症例

術中2

炎症が強くても手術可能|右こめかみの粉瘤をくりぬき法+湿潤療法で治療した一例

こんにちは。
大阪市淀川区・新大阪にある【こおりたひろ整形形成外科クリニック】院長の郡田です。

今回は、右こめかみにできた粉瘤(アテローム)に炎症と痛みが出現し、当院で手術された20代の患者さんの症例をご紹介いたします。


🔹 初診時の状況|腫れと痛みで不安に

患者さんは20代の方で、数年前より右こめかみにしこりのような粉瘤があることに気づいていたそうです。
しかし最近になり、だんだんと大きくなり始め、痛みと腫れも強くなってきたため、心配されてネットで調べられました。


🔹 「炎症があっても手術できる」医療機関を探して当院へ

検索の中で、炎症があっても手術可能な医療機関を探された結果、当院の症例ブログをご覧になり、
「ここなら安心して手術してもらえそう」と思っていただけたそうです。

当院では、炎症性の粉瘤でも適切な麻酔と技術により安全に摘出が可能です。


🔹 治療内容|くりぬき法で摘出+なつい式湿潤療法で術後管理

当院では、くりぬき法(小さな穴から袋ごと摘出する術式)にて手術を行いました。

術後の創部は、なつい式湿潤療法で管理しておりますので、

  • 一度も消毒はしておりません

  • 感染も起きていないため、抗生物質も処方しておりません

  • 手術直後からシャワー・入浴OKです


✅ まとめ|炎症があっても、粉瘤は安全に手術可能です

  • 粉瘤は自然に治ることはなく、炎症が強くても早期手術が望ましいです

  • 当院では、くりぬき法+なつい式湿潤療法により、小さな傷で綺麗に早く治癒します

  • 消毒も抗生物質も不要で、患者さんの負担を最小限に抑えています


こめかみなど目立つ場所の粉瘤でお悩みの方、炎症があるからと手術を断られた方も、ぜひ当院にご相談ください。
痛みを抑えた丁寧な手術と、快適な術後ケアをご提供いたします。

 

術前

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

術直後

術直後

術直後

術後1日

術後1日

術後5日

術後5日

術後12日

術後12日

術後22日

術後22日

 

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