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炎症が強い背部の粉瘤(アテローム)です。(くりぬき法)

術前

 患者さんは、50代 男性 です。
数年前より、背部に粉瘤(アテローム)が有ったそうです。
10日前より炎症が強くなり、かなり痛くなってきたために、炎症が強くても手術をしてくれる医療機関をネットで検索され、他府県より当院をご受診されました。
呼吸がしにくいくらい痛いと言われていました。
初診当日、幸い(?)外来が空いておりましたので、当日手術させて頂きました。
 他院では、炎症が強いからという理由で、手術を断られるケースが多い様です。
炎症が強くとも、全く問題無く手術出来ます。
むしろ、被膜が浮いておりますので、手術しやすいくらいです。
 また、炎症を引かす為に抗生物質が処方されるケースが非常に多い様です。
炎症が強い粉瘤の患者さんに対して、当院では一切抗生物質は処方いたしません。
効果がほとんど無いからです。
抗生物質を内服しても良くならなかったから、治療法に不安を感じて、ネットで調べられ当院を受診される患者さんは非常に多いです。
 くりぬき法で手術致しました。
術後は湿潤療法で創部を治療致しますので、一度も消毒はしておりません。
もちろん、毎日シャワー、入浴 OK です。
感染状態にはなりませんでしたので、抗生物質は処方しておりません。

粉瘤(アテローム)摘出 術前

術前

粉瘤(アテローム)摘出 術後

術直後

粉瘤(アテローム)摘出 術後1日

術後1日

粉瘤(アテローム)摘出 術後3日

術後3日

粉瘤(アテローム)摘出 術後21日

術後21日

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