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粉瘤(顔)をくりぬき法で日帰り手術|湿潤療法で傷跡もきれいに治癒

術前

顔にできた粉瘤をくりぬき法で摘出
|湿潤療法で感染なし・抗生物質不要

患者さんは40代の方です。
10年ほど前から顔に粉瘤(アテローム)があることは自覚されていたものの、
徐々に大きくなってきたため、近隣の皮膚科を受診されました。

しかし、粉瘤のサイズが比較的大きかったため、
「当院では手術できません」と断られてしまったそうです。

その後、ご自身でインターネット検索を行い、
大阪・新大阪にある当院(こおりたひろ整形形成外科クリニック)
を見つけて受診されました。


くりぬき法+なつい式湿潤療法による傷跡の少ない治療

当院では、くりぬき法(パンチ除去法)による日帰り手術を実施しました。
術後の創部には、なつい式湿潤療法を用いて処置を行っています。
この治療法では、
・消毒は一切不要
・感染状態でなければ、抗生物質は使用しない
・創部は毎日シャワー・入浴OK
といった特徴があり、創傷を乾かさずに湿潤環境を保つことで、
皮膚の自然治癒力を最大限に助けることができます。

本症例でも、術後に感染は起こらず、経過は良好でした。


くりぬき法は「保険診療」で対応しています(当院の場合)

最近では、くりぬき法を「自費診療(自由診療)」
として提供する医療機関も増えている
ようですが、
当院ではすべて保険診療の範囲内で対応しています。

大阪市内で粉瘤の保険治療をご検討の方は、安心してご相談ください。

術前

術前

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤内容物を排出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術中(粉瘤被膜を摘出)

術直後

術直後

摘出された粉瘤

摘出された粉瘤

術後1日

術後1日

術後12日

術後12日

【こおりたひろ整形形成外科クリニックについて】

当院(大阪市淀川区・新大阪駅すぐ)では、
粉瘤(アテローム)のくりぬき法による日帰り手術をはじめ、
なつい式湿潤療法による傷跡を最小限に抑える治療を行っております。

痛みや腫れが強い炎症性粉瘤、
他院で手術を断られた症例にも対応可能です。

術後は消毒不要・ガーゼ不要・シャワーOKで、
日常生活への影響を最小限に抑えられます。

粉瘤の治療をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

こおりたひろ整形形成外科クリニック 公式サイト

🔵 粉瘤(アテローム)に関するよくあるご質問(FAQ)


Q1. 粉瘤とは何ですか?

A.
粉瘤(ふんりゅう、アテローム)とは、皮膚の下にできる袋状の良性腫瘍です。
中には皮脂や角質が溜まっており、自然に消えることはほとんどありません。
放置すると炎症を起こし、腫れ・痛み・膿が出ることがあります。


Q2. 粉瘤は自然に治りますか?

A.
自然に治ることは基本的にありません。
小さくなることがあっても、内部の袋(被膜)が残るため、
再発することが多いです。

再発予防には手術による摘出が必要です。


Q3. 炎症があるときは手術できないのですか?

A.
他院で「炎症があると手術できない」と言われることがありますが、
当院では炎症があっても「くりぬき法」による手術が可能です。
むしろ早期の手術により、痛みや腫れが早く改善します。


Q4. 抗生物質では治らないのですか?

A.
炎症が強い粉瘤には抗生物質は無効です
なぜなら、炎症は袋の内部で起きており、その袋には血流がないため、
薬の効果が届かないからです。

よって、袋ごと手術で取り除くことが根本的な治療になります。


Q5. 手術はどんな方法ですか?

A.
当院では「くりぬき法」という方法を用いて、できるだけ小さい傷で
袋(被膜)まで完全に取り除きます。

傷跡も非常に小さく、術後の痛みも最小限です。


Q6. 術後の処置はどのように行いますか?

A.
なつい式湿潤療法という方法で、傷を乾かさずに治す処置を行っています。
・消毒しません
・ガーゼ交換不要
・シャワー・入浴も翌日からOK
・抗生物質も基本的に処方しません
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Q7. 術後に再発することはありますか?

A.
袋を完全に摘出できれば再発はほとんど御座いません。
当院では術中に被膜をしっかり取り除くことを重視しています。


Q8. 手術後の痛みや腫れはどの程度ありますか?

A.
炎症が強かった症例でも、術後の痛みは少ないケースがほとんどです。
多くの患者様が「想像していたより痛くない」と話されます。


Q9. 粉瘤が小さいうちに手術した方が良いですか?

A.
はい、小さいうちに手術することで、傷跡も小さく、
手術時間や回復も短く済みます。

炎症が起きてからでは、痛みも強く治療が複雑になります。


Q10. 粉瘤の手術は健康保険が使えますか?

A.
はい、粉瘤の手術は保険診療の対象です。
手術の規模や部位により、負担額が異なる場合があります。

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